狼も死なない。獅子も死なない。

 むかしむかし、ECOのある森に熊さん、狐さん、狼さんが住んでおりました。

 ある時、三匹が住む森に年老いた猫が訪れ、私は老いてしまい狩りをする力がないのでとても空腹です、何か食べさせてくださいと頼んできました。
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 可哀想に思った三匹はそれぞれ食べ物を持ってくることにしました。
 熊さんは蜂蜜と魚介類を採って。
 狐さんはなぜかオムライスを。
 それぞれ持ってきて、振舞いました。

 けれど、狼さんは何も見つけることができませんでした。

 狼さんは思案した末に、火を焚いて待っていてくれと言って何処かへ行ってしまいました。
 熊さんと狐さんが火を焚いて待っていると、狼さんは調味料を持って帰ってきました。

 そして猫に「どうぞ狐を食べてください」と、狐さんを火の中に突き落としました。
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 それを見た猫は言いました。
「野生の狐にはエキノコックスという寄生虫がいて、感染すると肝臓腫大を惹き起こして腹痛、皮膚の激しい痒み、腹水をもたらす事もある」
 ということで狐さんは食べないことにしました。

 次に熊さんを丸焼きにしました。
 熊の掌とか高級食材です。

「だがしかし待って欲しい。熊は個体により、匂いや味に差が大きく、生前に何を食べていたかによって変わる。また、重篤な症状を起す寄生虫である旋毛虫が筋肉中に潜んでいる場合がある」
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 ということで、きちんと肉の表面を削り取るトリミングの作業を行っていないということで、食用を避けることにして、残った食材を食べることにしました。

 そんなわけでジビエに限らずお肉を食べる際にはきちんと熱を通して、生食はなるべく避けたほうがよろしいですよ。

 ちなみに今回のお話は「月の兎(つきのうさぎ)」を下書きにさせていただきました。

 ネタがなかったので、適当に昨日のSSにあわせてお話を作りましたw

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